エッセンシャル思考で決断疲れを撃退

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あ~今日も家事いっぱい溜まってるな~

いい加減、こたつ布団もクリーニング出して片付けないと・・・

でもそのまえにクリーニングださないと、面倒くさいな~

押入れもいっぱいだし、いらないもの片付けないともう物が入らないし。

あ、もうすぐ夏になるからかごバッグでも作ろうかな、その前に去年の作りかけのサークルバッグ完成させないと。

Huluで七つの大罪の続きもみたいし・・・

なんか、仕事もしてないのに意外と忙しくね?

どうもこんにちは、子なしだらけ主婦のヤタです。

やることはたくさんあるのになにもはかどらない。

どれもなんだか中途半端。

こんなことって結構ありませんか?

この悩ましき問題を解決するためにとっておきの本を紹介します。

この本読んで、書いてあること実践してみたら頭の中がすっきりしてやるべきことが見えてきました。

読んでみて、とても参考になったと思ったので紹介しますね!

そのほんとは、かの有名なビジネス本!

ででん!

エッセンシャル思考です。

この本に書かれていることを一言でまとめると、

「より少なく、しかしより良く」

実は大事なことって少ない、だから自分にとって本当に大事なことを見極めてそれだけを全力でやりましょう!

そのための方法を教えますねってことが書いてあります。

目次

エッセンシャル思考を実践するための手順3つ

1.評価する

2.捨てる

3.実行する

1.評価する

まず自分にとってなにが大切か、必要なものか、それが正しくわからなければ何も決めることができませんよね。

これを見極めるための決まりはたったひとつ。

絶対にイエスだといいきれないなら、それはすなわちノーである

エッセンシャル思考より引用

自分がなにかやりたいこと、やらないといけないと思っていることがあるとします。

それ、100点満点で採点するとしたら何点くらいやりたいと思いましたか?

その答えが90点未満の場合、すべてノーと同じということになります。

例えば、ぐちゃぐちゃのクローゼットを片付けるとき。

普通「いつか着るかも・・」と考えがちですが、エッセンシャル思考ではこう考えます。

その服が大好き?似合ってる?いつも着てる?

答えがノーなら、その服はあなたにとって不要ということです。

2.捨てる

さて、洋服を「いるもの」と「いらないもの」にわけました。

「いらないもの」の服は潔く捨てましょう!ということなんだけど、これがなかなか難しい。

というのも、人間はなんの変哲もないものなのに所有しているだけで手放すのが怖くなってしまう。

「授かり効果」というありがたくない心理的バイアスが働いてしまうんです。

要するに「もったいな~い」って手放したくなくなっちゃうんですね。

もったいないを克服するために

「もしもこれを持っていなかったら、今からお金を出して買うだろうか?
すると、知らず知らずバイアスがかかっていたことに気づくはずだ。

エッセンシャル思考より

これがなかったとして、新品のものをお金をだして買うほどほしいかなと考えると意外と冷静に判断できたりします。

ものの場合はこれで判断できそう。じゃあ人間相手だったら?

これが人間相手の場合どうしたらいいんでしょう。

相手に何か頼まれて、それが自分にとって大切じゃない「捨てたいこと」の場合は?

上手に断るコツを身につけよう

本当に重要なことをやるために、本質的でない依頼を断るのだ。肝心なのは絶対にやるべきこと以外のすべてに対して、上手にノーと言うことである

私も頼まれると断れなくてあとで困る方なので、これは頭に叩き込みました。

判断を関係性から切り離す

誰かに頼みごとをされたとき、頼みごと以前に「あの人に頼まれたことだから」と引き受けてしまうことありませんか?

これを「相手」と「頼み」を切り離して考えるようにすると、判断がしやすくなります。

頼まれたことを断るということは、別に相手を拒絶することではないんです。

直接的でない表現を使う

「無理です」ってはっきり言わなくても相手に意志を伝えることはできます。

「声をかけてくれて嬉しいのだけれど、あいにく手がいっぱいで・・・」
「行きたいのはや山々ですが、時間がとれるかどうか・・・」

俗にいう言葉をにごすってやつですね。

これ以外にも、断り方のレパートリーとして、

  • とりあえず黙る
  • 代替案を出す
  • 予定を確認して折り返します
  • 冗談めかして断る
  • 肯定を使って否定する(例えば「車使ってください。キー置いときますね」と言うことで車を運転する意思がないことを伝えるなど)
  • 別の人を紹介する

3.実行する

これまでやってきたことを、無理して続けるのではなく自動的にうまくいくようなしくみをつくります。

先にでてきたクローゼットの話に例えると、

不用品を入れる大きな袋と、必要なものを入れる小さなスペースを用意する。ゴミの回収日やリサイクルショップの場所を把握する。定期的に服を処分しに行く日を決めておく。

つまり、いったんやるべきことを決めたら、それを無意識に実行できるようにしておくのだ。

エッセンシャル思考より

このしくみをつくるうえで大切な要素を抜き出してみました。

  • バッファ(最悪の事態を想定してリスクに備える)
  • 削減(邪魔なものを取り除き、成果を生まない努力はやめる)
  • 前進(小さな一歩を積み重ねながら、進歩をみえる形にする)
  • 習慣(本質的な行動を無意識化する)
  • 集中(過去や未来ではなく今を生きる)
  • 未来(本質を知り本質を生きる)

う~ん難しい。私なりに翻訳。

最悪の事態を想定して、対処できるようにちゃんと準備しましょう。
そのうえで、それを邪魔するものは取り除きつつ、成果がでないことはやめちゃってよし。
できることからコツコツやって、成功体験を積み重ねよう。
思い悩まなくてもエッセンシャル思考が自然にできるように習慣にしてしまいましょう。
そのためには過去や未来に捕らわれるんじゃなくて、今に全力投球。今、何が一番重要かを考えよう。

そうしたら迷わず、流されず、毎日楽しく暮らせるよ。

エッセンシャル思考についてまとめ

この本を読んでから、まず自分の中で90点以上のことに全力投球するようになりました。

私はどちらかというとヘタの横好きでいろいろやりたいけど、どれも中途半端に終わるタイプです。

「今、一番重要なことはなにか?」「90点以上の気持ちでやりたいことはどれか?」

これを考えるだけでもひとつのことに集中できるようになって効率が上がりました。

いつもは選択肢がありすぎて「決断疲れ」になっていたのだとこの本を読んで痛感しました。

ビジネス本ですが、主婦の方にも役に立つ良本だと思います。

よければぜひ読んでみてくださいね。

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