生き物とか植物とかすぐ死なせちゃってダメなんだよね~って人、話してると友達にもけっこういませんか?
観葉植物はおろか、サボテンすら枯らす茶色の手・・・
せっかく飼い始めたのなら、動物も植物も元気に育ってほしい!
わが家では現在30匹以上のめだかをベランダで飼育しています。
このめだかたちは3年前に飼い始めためだかを繁殖して増やしたものです。
どうしても飼ってるめだかが死んでしまうという人。
この記事ではめだかを死なせないためにやめた3つのことを紹介します。
めだかのためにやめたこと3つ
- 室内飼育をやめる
- まめな水換えをやめる
- まめな餌やりをやめる
たったこれだけ?と思われるかもしれません。
でもこれだけでわが家のめだかの生存率はおどろくほど上がったんです。
もらっためだかをみて気づいた
それまでの私の飼育レベルはというと、ペットショップで買ってきためだかを2週間で絶滅させてしまうほど。
まめに餌もあげて、水も換えてるのになんで・・・
一匹また一匹と減っていくめだかをただ見ているしかできませんでした。
もう飼う資格ないな。かわいそうだから新しいめだかは飼うのよそう・・・
そう思ってたのに!新しいめだかはある日突然やってきたのです!
実家に帰ったら知り合いの人にたくさんめだかもらったから飼って~
おいっ!!もう飼わないっていってんだろ!!
しかし時すでに遅く、友達は10匹のめだかを虫かごケースにいれて持参していました。友達の家には、あの時一緒に買いに行った赤ひれとめだかがいるのでもう水槽に入らないとのこと。
しぶしぶ受けとって、ケースの中をみてみると。
なんかデカくない?
あきらかに売っているめだかよりふたまわり以上大きなめだかに動揺する私。
友達にめだかの飼育状況を聞いてみると、
あ~外のかめの中で飼われてて餌もあんまりやりよらんってよ。
まさにこれが私にとっての気づきのはじまりでした!
なんだか今までやってたことと真逆だけど、めだかめちゃくちゃ元気そうだし真似してみるかとなったのです。
1.室内飼育をやめた
私はそれまでめだかを室内で飼っていて、ことあるごとに水槽を眺めてはあれやこれや気になっていました。
目につくところに置いておくのが悪いんだ!
もう思い切ってベランダで飼おう!!
こうして室内飼育を諦め、見た目は悪いけど丈夫で温度変化にも強い発泡スチロールで飼育を始めました。こういうやつですね。
全然おしゃれな容器じゃないけど、めだかがいなくなるよりはいいと思いベランダでめだかを飼い始めたら、これが結構よかったんです!
日光も程よく当たるし、風もあるのでめだかが元気。
室内で飼っている時はどうしてもなんだか痩せた感じになってきて元気もなかったのに。
やっぱり人間と同じである程度日の光を浴びるのは大切なようです。
2.まめな水換えをやめた
ベランダでめだかを飼う上で一つ心配なことがありました。
エアーやろ過機が無い分、水換えを頻繁にしないといけないのでは?でもかめで飼われてたっていってたし、どうするんだろう
雨がふるけん水換えとかせんってよ
み、水を換えない!?
めだか死なないのそれ!?
衝撃のあまり何度も聞き返しまたが、返答は同じ。
水換えはしない。
かめだったら水量も多いだろうし、大丈夫なのかな・・・
でも汚れたりしないんだろうか。
調べてみたところ、自然の生態系に近づくとプランクトンなどの微生物によって有害物質が分解されるため、必ずしも水を換える必要はないのだとか。
確かに自然の池や川に住んでいるめだかは誰も水なんか換えてくれないだろうし。
とはいえ、水が汚れていないように見えても実は有害物質でいっぱい、なんてこともあるかもしれない。
私は専門家ではなく、めだかをすぐ星にしてしまう素人。
水質をみてチェックするなんて無理なので、そこは化学の力に頼ることにしました。
水換えをしない間、水質の変化を調べられるテスト試験紙です。この試験紙で、水質がめだかにとって毒みたいになっていないか調べられます。
慣れた人なら必要ないですが、自分の飼育方法に疑問しか持てなかったので安心のために買いました。
まずは1週間水を換えないところから。途中心配になって何度も試験紙で検査。
その結果たどり着いた結論は、
おかしなことをしない限り、そうそうめだかが死にそうな水質になることはない。
ようやく自分が水の換えすぎだったことを痛感しました。
それからは、減った分の水を足し水しながら、よっぽど藻がひどいとか餌の食べ残しが増えてきたなという時以外は基本水換えをしていません。
3.まめな餌やりをやめた
めだかって餌あげたぶんだけ食べてしまうので初めのころはついやりすぎてしまうことも。
餌が残ってしまうと、そのせいで水質が悪化していいことはひとつもありません。
どの本を読んでも、餌のやりすぎはよくない、それなら何日かやらないほうがまだましと書いてありました。
しかし、家を空けるとことがあるとつい、やりすぎてしまうんですよね・・・
そもそも数分で食べきれる量ってなんだよ!っていつも餌の注意書き見て思ってました。
今は、
夏:3時までの間に残らないくらい少なめの量を2~3回。
冬:基本餌を与えない。晴れている日など水面に顔を出している時だけ少量あげるのみ
食べさせすぎは餌をやらないよりはるかに悪い!!ってことだけ肝に銘じています。
めだかを長生きさせるために
- 室内飼育をやめる
- まめな水換えをやめる
- まめな餌のやりをやめる
上の3つをやめてから、めだかがすぐ星になってしまうこともなくなり長く育てることができるようになりましたよ。
暖かくなってくると卵をもつ子もでてきて、それをふ化させて、また大きく育てたりするのも楽しみのひとつです。
自分の手で大きく育てためだかが元気に泳ぎ回っているのをみるのは格別な喜びがあります。
めだか飼っても全然うまく育てられないよという人の、少しでも参考になれたら嬉しいです。