最近手湿疹がかゆくて夜も眠れない
一度手湿疹ができてしまうと、何度もぶり返して本当に辛いですよね。
特に汗をかきやすい季節になるとひどくなる手湿疹。
夜寝ていてもかゆくて、つい我慢できずに手をかきむしってしまった…
そんな症状を少しでも和らげるために、手を守るための対策は必ず必要です。
そこで今回は、手湿疹の人にもおすすめのゴム手袋を紹介します。
私もここ数年はひどい手湿疹に悩まされているので、いろいろ試してみたゴム手袋を紹介しますね!
そもそも夏場にかゆくなる手湿疹って?
夏場にひどくなる手湿疹は汗疱状湿疹(かんぽうじょうしっしん)と呼ばれ、手の指や足にかゆみをともなう水疱ができるのが特徴です。
放っておくとかゆみが増したり、乾燥がひどくなり皮膚がカサカサになったりします。
水疱を掻きむしって潰してしまうと、じくじくして手湿疹が悪化するのでなるだけ触らないようにしましょう。
かゆみが激しい手湿疹ですが残念ながら今のところ、詳しい原因はわかっていません。
手湿疹が悪化する原因を自分なりに考察する
- 食器洗い洗剤やシャンプーに含まれる界面活性剤
- 汗とアレルギー物質
- アルコール消毒や手の洗いすぎによる乾燥
個人的に私が触れると手湿疹がひどくなるなと感じる原因をあげてみました。
食器洗い洗剤やシャンプーに含まれる界面活性剤
夏場はゴム手袋をつけての洗い物が煩わしく感じることがあります。
蒸れるし、暑いし、汗かくと気持ちが悪いですよね。
使ったあとのゴム手袋は衛生面も気になるし…
そんなこんなで、ちょっとだけだしとつい素手で洗い物をしてしまいがち。
その結果、油分もしっかり落とせる食器用洗剤によって、皮膚に必要な油分までどんどん奪われてカサカサ肌に。
シャンプーも毎回お湯で洗うので、手湿疹ができていると驚くほど悪化します。
汗とアレルギー物質
あくまでも私の体感ですが、汗をかいているときの方が、普通に比べて刺激に弱いと感じます。
天然ゴムも汗をかいていないときであれば、そうひどく反応することはありません。
ただ、夏場のちょっと汗ばんだ手で天然ゴムの手袋を使ったり、金属に触れたりするとひどく肌が荒れてしまうのでアレルギー物質と汗が反応しあっているのでは?と考えています。
アルコール消毒や手洗による乾燥
お店の入り口においてある手指消毒のアルコール液もすっかり身近なものになりました。
お店に入るたびシュ、としていたらあっという間に手が乾燥でガビガビに。それに加え、こまめな手洗いで更に追い打ちをかけるように手湿疹が悪化していきました。
アルコールと手洗いによる乾燥のダブルパンチで、ひび割れができるほどでした。
これらのことから、「界面活性剤・汗とアレルギー物質の反応・乾燥」の3つが手湿疹を悪化させる原因になっているのでは?と考えました。
夏場の手湿疹をひどくしないための対策
- 素手で洗い物をしない
- 自分にあったゴム手袋を見つける
- 界面活性剤の入っていないシャンプー・リンスに変える
ゴム手袋を使い、素手で洗い物をしない
夏場の洗い物はどうしてもゴム手袋が蒸れがちになりますよね。
ただ水であっても素手で洗剤を使えばやはり手湿疹はひどくなってしまいます。
皮膚を乾燥から守るためにも洗い物をするときはゴム手袋を使いましょう。
それでもたまには素手で洗剤に触れてしまうこともあるかと思います。
そんなときのために洗剤もなるだけ肌に優しいものを使うと安心です。
自分にあったゴム手袋を見つける
人によって素材の合う合わないはそれぞれかと思います。
まずは使ってみて、自分の肌に合っているか、トラブルが起きないか確認してみましょう。
ただでさえ辛い手湿疹。ゴム手袋のせいで悪化させては元も子もないですからね。
少しでも早く手湿疹の辛さから開放されるために、少しでも自分に合ったものを選びましょう。
シャンプー・リンスは界面活性剤の入っていないものを
お風呂場で体や髪を洗う時間は、気にしていないとどんどん水分油分が奪われてしまいます。
できるなら刺激の少ない界面活性剤フリーのシャンプーに変えてみましょう。
「そんなこといったっていつも使ってるお気に入りのシャンプーを買えたくない」という方もいらっしゃるでしょう。
その場合はお風呂に入っている間だけ、手を濡らさないようにするかゴム手袋をつけたままにしてみてください。
この方法は、皮膚科医の先生に教わった方法で、1週間続けただけでかなり手湿疹が落ち着いたのでおすすめの方法です。
ゴム手袋について
ゴム手袋って色んな種類があってどれを選べばいいかわからないよ
夏場は使い捨てのゴム手袋がおすすめ!
夏場はゴム手袋の中がすぐ蒸れてくるので、衛生面が気になります。
その都度お手入れするのも大変なので、夏場の間は思い切って使い捨てのゴム手袋をおすすめします。
といっても市販のゴム手袋にも色々種類がありますよね。
大体お店で売られているものはこちらの4種類の材料に分けられます。
比較してみると、こんな感じ。
素材 | 特徴 | |
ラテックス | 天然ゴム | 柔軟性が高いが油や薬剤に弱い |
PVC | 塩化ビニルなどのプラスチック | ラテックスに比べると柔軟性は劣るが安価で比較的薬剤にも強い |
ポリエチレン | プラスチック | もっとも安価で手に入れやすい。フィット感はないが着脱しやすい |
ニトリル | 合成ゴム | フィット感がよく薬剤にも強い。指先を使う作業にも向いている |
実際に使ってみた感想
天然ゴム(ラテックス)手袋
どこのお店でも扱われているので手に入れやすい天然ゴム手袋。
ドラックストアでニトリル手袋が品薄になっている今、手に入りやすいのは非常に助かります。
使い捨てで面倒なお手入れもいらないし、フィット感もまずまず。
これはいいのでは、としばらく使っていたんですが、どうしてもお湯を使ったり暑かったりして汗をかくと天然ゴムにまけて手がガッサガサになってしまいました・・・
汗をかいても天然ゴムにまけない人には価格も安いしおすすめです。
PVC(ビニール)手袋
ラテックス手袋ほどのフィット感は望んでいないという人ならビニール手袋でも。ラテックス手袋に比べると、少し厚みが増すので少しもたついた感があります。
細かい作業にはあまり向かないかもしれませんが、洗い物をするくらいなら人によっては気にならない程度かと思います。
ラテックス手袋より安いのでお財布にも優しいです。
ポリエチレン手袋
ザ・使い捨て手袋!!とりあえず使い捨てもあった方が助かるけど、そんな高いのは買いたくないという人にはこれ。
ポリエチレンの手袋は細かい作業じゃなければ惜しみなく使えていいですね。ちょっと手を汚したくないときにサッと使ってポイっとできるのが便利です。値段も他の手袋に比べて安価。
私は洗い物に使っているとどうしても脱げてきてしまいうまくいかなかったので、今は「ひき肉こねるとき用」に使っています。
ニトリル手袋
天然ゴムで手荒れしてしまう人の大本命、ニトリル手袋。
PVC手袋はちょっと厚みがあって細かい作業がしづらい、ポリエチレン手袋は使っていると脱げてくる、ラテックス手袋は手が荒れる・・・
全ての悩みをニトリル手袋が解決してくれました。
肝心の手湿疹も特に悪化することはありませんでした。
洗い物のストレスもなく、指先がもたつくこともないのでストレスもありません。
少し他の商品に比べて値が張るけれど、一度使ったらニトリル以外考えられないくらい気に入っています。
手湿疹に悩む人ならおすすめはニトリル手袋
夏場の手湿疹&肌荒れは本当につらいですよね。
夏場は特に汗をかきやすく、手湿疹を悪化させやすい季節です。
考えられる原因をなるだけ遠ざけ、これ以上ひどくならないようにするためにも、自分にあったゴム手袋を選ぶことが大切。
ゴム手袋は原料によってアレルギーを引き起こしてしまう可能性もあるので、自分の体質にあったものを選ぶようにしてくださいね。
手湿疹に苦しめられている私ですが、今のところニトリル手袋でなにかトラブルを感じたことはありません。
汗をかいても手荒れしない、フィット感も最高、料理の邪魔にならない。
手湿疹が治るわけではないですが、ひどくならないというのは大切なので今年も引き続き使っています。
また、なにか新しい発見があればみなさんにも報告できればと思います。
暑い中、毎日家事お疲れさまです。
それでは、また。
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