こんにちは、ヤタです。
先日久しぶりに映画館へ足を向けました。劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンを見るためです。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンはもともと暁佳奈さんが書かれた小説で、それを原作として京都アニメーションがオリジナルアニメにしたもので、テレビ版では全13話放映されました。
時は大陸戦争終結後。「武器」として戦場で戦うことを余儀なくされてきたヴァイオレット・エヴァーガーデン。
戦時中、ヴァイオレットを育てながらも、戦場では武器として扱わざるを得ないことに苦悩するギルベルト少佐。
最後の対戦で、ヴァイオレットは少佐を助けるために、両腕を失い、ギルベルト少佐もまた生死がわからない状態になってしまう。
別れ際、生まれて初めて少佐にもらった「愛してる」の意味もわからないまま、終戦を迎えてしまったヴァイオレット。
少佐の「愛してる」を知るために自動手記人形(手紙の代筆屋)として働き始めます。
親から子に向けて、妹から兄へ、戦場の兵士から幼馴染へ向けて。
様々な手紙を代筆することで、少しずつ伝えたい想いや、「愛してる」に気付き始めるという物語。
今回の劇場版では、いわば「完結編」ともいうべきその結末が描かれています。
劇場版ではアニメで登場した人物のその後がわかったり、ギルベルト少佐の生死がいよいよはっきりしたりでアニメ版が好きだった人にはたまらない展開になっていると思います。
それ以外にも、ヴァイオレットが途中代筆を依頼される病気の少年ユリスと、親友のリュカの物語も涙なしには見られない。
映画館で見る人はバスタオル持っていった方がいいです!
私も映画館で2度見ましたが、2度とも涙でマスクがびっしゃびしゃになってしまいました。
ヴァイオレット・エヴァーガーデンは音楽も素晴らしくて、映画館だとなおさらその魅力も増します。
茅原美里さんの歌う「みちしるべ」はアニメ版の時もエンディング曲として使われていましたが、今回は劇中歌としてものすごくすばらしいタイミングで流れてきて会場にいる人たちを号泣させていました。
個人的にイチオシなシーンは終盤のの月明かりの下でのシーン。
月の光に波がキラキラ反射して、ただただ美しく時間を忘れてずっと見ていたくなる美しさでした。
これ以上はネタバレになるので自重します。
とにかくすべてが素晴らしいです。
丁寧に作りこまれた温かみのある映像、登場人物の心を表したかのような音楽、そこにいて実際に生きているとしか思えない声優さんのすばらしい演技。
本当になにからなにまでプロの仕事だと思います。
何回でも映画館でみたいです。
知らない人も、知っているひともぜひ、「劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を映画館で楽しんでみてくださいね。
あまりにも素晴らしかったので、どうしても誰かに伝えたくて記事にしました!
10月2日からまた新たな入場特典がもらえるようです。
私ももう一回見に行こうかな!
では、また。