私は有酸素運動が嫌いです。
しかし、この腹に乗っかったにっくき脂肪を消し去るために乗り気ではないけれど有酸素運動をしています。
特にランニングともなると、進まないタイマー、ぜーはーぜーはうるさい呼吸。
自分の呼吸音でさらに疲れるわ!
なんとかして有酸素運動を少しでも楽しいものに変えたい。せめてうんざりする時間じゃなくなるようにしたい。
この問題を解決すべく、SONYのワイヤレスイヤホン買いました。
購入したのはSONYのWF-SP800N。
買ってからもうすぐ2年になるので、買ってよかった点、イマイチだった点を洗いざらいレビューします!
ではどうぞ。
SONY WF-SP800Nの特徴
WF-SP800Nについてさらっとだけ触れておきますね。
WF-SP800NはSONYから2020年6月に発売された完全ワイヤレスイヤホン。
一番の特徴は、こちら。
ノイキャンも重低音もあきらめない。防水対応スポーツモデル
SONY公式サイトより
要はそこそこ機能もよいスポーツタイプの防水イヤホン。
大まかな機能はこんな感じ。
仕様 | WF-SP800N |
---|---|
特徴 | スポーツモデル |
カラー | ブラック・ホワイト・ブルー・オレンジ |
ノイキャン機能 | 〇 |
重低音 | EXTRABASS |
防水 | IPX5相当 |
再生時間(ケース充電込み) ノイキャンON/OFF | 18時間/26時間 |
充電時間 本体/充電ケース | 約2.5時間 /約3時間 (充電10分で約60分使用可能) |
価格 | 24,000円(税抜) |
この記事では「有酸素運動嫌いが少しでも楽しく運動するために買った」という観点からレビューしていきます。
SONY WF-SP800Nのよかった点
- 防水機能付きという圧倒的安心感
- おしゃべりも適度にできる外音取り込み機能
- にぎやかなジム内でも迫力の重低音
防水機能付きという圧倒的安心感
本体が軽くだけど洗える!
WF-SP800Nを買った一番の理由はとにかく防水機能に優れていたから。
なぜそんなに防水機能にこだわるのかというと、私が尋常じゃない汗かきだからです。
ジムのトレーナーさんいわく、
「今、会員さんが350人くらいいるんだけど、その中では間違いなく1番かな!」
ぜんっぜんうれしくない、キングオブ汗かきの称号。
当然耳も汗かいてくるわけですよ。
汗だくの耳に有酸素運動のたびに容赦なく突っ込まれるイヤホン。
私がイヤホンだったらきっとこう思う。
毎回毎回汗臭くて嫌になるぜ…風呂に入りてぇ!!
だから軽く水洗いできるって、すんごい衛生的じゃない?
ただし、音がでる穴の中まで洗うと水分で本体がやられてしまうので、洗ったあとはしっかり水気を拭きとりましょう。
おしゃべりも適度にできるアンビエントサウンドモード(外音取り込み機能)
WF-SP800Nの売りはどちらかといえば、ノイズキャンセリング機能の方だと思うんですよね。
しかし、ジム内で運動している私にとってはノイキャンよりも適度に会話も楽しめるアンビエントサウンドモードの方が重宝しています。
だって、走っている最中「お疲れさまでした~」って声かけられて、無視したら感じ悪いでしょ。
ま、汗だくになって必死の形相で走りまくっている私に声かけてくれる人は、そうそういないけどw
外音取り込みができると、イヤホンしたままでも「お疲れさま」って声かけてもらえたときちゃんと反応できるんです。
あと外に出てランニングしたり、ウォーキングしたりする人には安全のために必要な機能だと思います。
遠い昔、結婚式の前、運動公園に言ってランニングしていたとき外の音がまったく聞こえないイヤホンをしていて車にひかれそうになったことあるので。
にぎやかなジム内でも迫力の重低音を楽しめる
あくまでも個人的な感想なんですが、「防水機能つき」って音が「ぼわ~」と感じるんですよね。
なんだか音が遠いというか、こもった感じで好きじゃなかったんですが、WF-SP800Nはそれがない!
音を言葉にするのが難しいんだけど、とにかくあの「ぼわっ」とした感じが全くなくてクリア。
ベースやドラムの音のひとつひとつの音がパキッとしてはっきり伝わる感じというか。
音の粒がしっかり立っているように感じます。
パキッとした音で、運動している最中でもしっかり低音まで届けてくれるので思う存分音楽に没頭できる!
私はランニングのときはおもに、ハードロックかメタルがお決まりなんですがハード系とは相性いいと思います。
スポーツ用なので、音質にこだわった上位モデルにはかなわないものの運動中に使うイヤホンとしては申し分ないです。
2年間使い倒していますが、バッテリーの劣化も見られません。
週5回ジムにいって、一回30~40分有酸素運動しても、一週間充電の必要なし。
かなり助かってます。
SONY WF-SP800Nのイマイチな点
- 音量調整が手元でできない
- ノイズキャンセリングの意味…?
- ケースがデカい
音量調整が手元でできない
2年間使ってみて、感じた一番のイマイチポイントは音量調整が本体でできないこと。
曲を早送りしたり、モードを変更したりは本体をタップするだけでできるのにどうして音量調整の機能はないの~!!
曲によってもう少し音量あげたいなと感じたとき、本体で調整できるとさらに操作性アップするのにな。
とはいえ、ジム内で有酸素運動しているときはスマホの本体も近くに置いているので届かなすぎて困るというほどでもなかったか。
ノイズキャンセリングの意味…?
すみません、これはデメリットというか、そもそもジムの中でノイキャン機能の必要性とは?と思っているだけです。
どんなに高機能なノイズキャンセリング機能でもジム内のハイパーにぎやかな騒音を消し去ることは不可能。
そして2年間ジム内でこの機能を使うことはありませんでした…
本格的なノイキャン機能を求めているユーザーさんなら、もっと優れた機能がついたイヤホンを買うでしょうからこれは問題なしかな。
ケースがデカい問題
これはYouTubeのレビュー動画でもたびたび言われていました。
実際に買ってみるまでイマイチわからなかったんですが、いざ実物を手にするとわかる。
けっこう、ケースがでかいです。
ズボンのポケットに入れようもんなら、もっこりなります。
運動中ケースを持ち歩くことはないので、そう深刻な問題ではありませんがとりあえずデカい。
ただ、その形状なだけあって出し入れはとてもスムーズ。
しまうのも本体をケースにしまうと磁石でカチッとしっかりフィットしてくれるので、充電できてなかった~!みたいなことにはならないのが救いです。
あと筋トレと有酸素運動で、体力と気力がゼロに近い状態でもバッグの中からソッコーで見つけられます。
SONY WF-SP800Nを2年間使ってみた結果
- 音量調整ができないのはちょっと不便
- ノイキャン機能は使わなかった
- ケースがデカい
- 防水機能はやっぱりよい
- 会話もできる
- にぎやかなジム内でもど迫力の音質最高
以上が2年間使ってみての感想でした。
肝心の嫌いな有酸素運動が楽しくなったかと聞かれれば、好きではないがWF-SP800Nがあれば乗り切れる。
むしろないと無理。
以前は自分の呼吸音と、トレッドミルのタイムに絶望しながらひたすら時間がたつのを待っていました。
今は、「4曲聞けば嫌でも終わる」と割り切ってそれなりに楽しんでやっています。
続けているうちに、5分、10分と続けて走れるようになりそれがうれしかったり。
少しずつでも成長できているのは大好きな音楽のおかげですね。
SONYのWF-SP800N、スポーツ用のワイヤレスイヤホンを探している人はよかったらチェックしてみてくださ